2006年07月09日 (日) | 編集 |
父ひとり子ひとり。ささやかだが平和で幸せな日々を送っていた父娘を突如襲った悲劇的な事件──蹂躙され殺された娘の復讐のため、父は犯人の一人を殺害し逃亡する。「遺族による復讐殺人」として、社会、マスコミ、警察までを巻き込んで繰り広げられる復讐劇。
最初の復讐はわりと早い段階で敢行されます。あとはひたすら逃亡・追跡が続くわけですが、この間の関係者、あるいは直接関係のない人々の世論の流れといったものがみっちりと描き出されます。
個人的には…私も作中の多くの「一般人」の意見と同様、遺族による復讐に関しては「気持ちは分かるが、賛成できない」。でも、実際に自分が同じ立場に立たされたら、正直どういう行動に出るか分かりません。
いろいろ考えさせられることの多い作品です。
事件そのものは浮かばれない結末を迎えますが、小説としては、最後のどんでん返しで妙な爽快感というか、納得が。私はまんまと騙されちゃったクチですが(^^;
最初の復讐はわりと早い段階で敢行されます。あとはひたすら逃亡・追跡が続くわけですが、この間の関係者、あるいは直接関係のない人々の世論の流れといったものがみっちりと描き出されます。
個人的には…私も作中の多くの「一般人」の意見と同様、遺族による復讐に関しては「気持ちは分かるが、賛成できない」。でも、実際に自分が同じ立場に立たされたら、正直どういう行動に出るか分かりません。
いろいろ考えさせられることの多い作品です。
事件そのものは浮かばれない結末を迎えますが、小説としては、最後のどんでん返しで妙な爽快感というか、納得が。私はまんまと騙されちゃったクチですが(^^;
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2006年07月04日 (火) | 編集 |
広末涼子主演で映画化もされた作品です(観てないけど)。
他の作品のあとがきで取り上げられていたので、気になって読んでみました。
本当は短編、しかも笑える作品のつもりで考えたのが、気づいたら泣ける長編になっていたという作品。私は泣けなかったんですが、ちょっぴり切ないというか、物悲しいというか、哀れになってしまいました。
泣ける話だからといって美しいわけではなく、人間のドロドロした部分とかも描かれています。
ラスト数ページでタイトルにもある「秘密」の本当の意味が明かされたときには、ちょっとヤラれた感もありました。でもまァ、勘のいい人なら途中でそこまで読めちゃうかも。
どんでん返しを期待したいタイプの作品ではないので、それでいいのでしょうが。
他の作品のあとがきで取り上げられていたので、気になって読んでみました。
本当は短編、しかも笑える作品のつもりで考えたのが、気づいたら泣ける長編になっていたという作品。私は泣けなかったんですが、ちょっぴり切ないというか、物悲しいというか、哀れになってしまいました。
泣ける話だからといって美しいわけではなく、人間のドロドロした部分とかも描かれています。
ラスト数ページでタイトルにもある「秘密」の本当の意味が明かされたときには、ちょっとヤラれた感もありました。でもまァ、勘のいい人なら途中でそこまで読めちゃうかも。
どんでん返しを期待したいタイプの作品ではないので、それでいいのでしょうが。
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2006年07月02日 (日) | 編集 |
先月読んだ「シルバーチャイルド」の著者、クリフ・マクニッシュのデビュー作(?)を読んでみました。「シルバーチャイルド」に」比べると、わりと普通のファンタジーという感じで不気味さもなく(笑)、読みやすかったです。
こちらも3部作だったのでまとめて借りて一気に読んだのですが、ボリューム不足だったのがちょっと残念。世界観とかしっかり作りこまれている感じなので、それをもっと出してもよかったのになぁーと思います。
まぁ、翻訳モノはどの程度原文が活かされているか分からないんですけどね(^^;
こちらも3部作だったのでまとめて借りて一気に読んだのですが、ボリューム不足だったのがちょっと残念。世界観とかしっかり作りこまれている感じなので、それをもっと出してもよかったのになぁーと思います。
まぁ、翻訳モノはどの程度原文が活かされているか分からないんですけどね(^^;
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2006年06月15日 (木) | 編集 |
殺人犯の弟というレッテルを貼られた若者が、差別されながら生きていく姿を描いた小説です。
最初は兄弟の、途中からはとくに弟の置かれた状況に同情し、読み進むうちに段々ブルーになっていきます(^^;
犯罪者本人はともかく、家族の者には罪はない……とは思っても、実際に身近にいたら、やはり距離を置いてしまうのが人間だと思うのです。この作品ではそんな所謂“普通の人”たちの悪意なき“差別”がさまざまな形で描かれていて、読んでいてツラくなってきます。
とはいえ、逆境の中でも強く生きようとする主人公(弟)の生き方には感動さえ覚え、ラストシーンでは涙を誘います。
あのラストシーンがあるからこそ、作品全体のトーンがただ暗いだけではなく、社会批判に終わることもなく、小説として完結しているのだと思います。
最初は兄弟の、途中からはとくに弟の置かれた状況に同情し、読み進むうちに段々ブルーになっていきます(^^;
犯罪者本人はともかく、家族の者には罪はない……とは思っても、実際に身近にいたら、やはり距離を置いてしまうのが人間だと思うのです。この作品ではそんな所謂“普通の人”たちの悪意なき“差別”がさまざまな形で描かれていて、読んでいてツラくなってきます。
とはいえ、逆境の中でも強く生きようとする主人公(弟)の生き方には感動さえ覚え、ラストシーンでは涙を誘います。
あのラストシーンがあるからこそ、作品全体のトーンがただ暗いだけではなく、社会批判に終わることもなく、小説として完結しているのだと思います。
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2006年06月14日 (水) | 編集 |
ちょとブラックな笑いが利いた短編集。
テンポがよく読みやすいです。
“笑い”というと東野圭吾の作品の中ではやや異色という気もするのですが、「つぐない」のようにちょっと泣けるいい話も収録されています。
気軽に読めるので、通勤通学のお供にもオススメ。
テンポがよく読みやすいです。
“笑い”というと東野圭吾の作品の中ではやや異色という気もするのですが、「つぐない」のようにちょっと泣けるいい話も収録されています。
気軽に読めるので、通勤通学のお供にもオススメ。
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